肥満が原因で病気になる事があります。肥満との関係のある病気の例として、糖尿病、高血圧症、脂質異常症などの生活習慣病が挙げられます。肥満をそのままにしておくと、これらの生活習慣病を悪くし血管を傷付け動脈硬化を引き起こす可能性があります。そうすると、心筋梗塞や脳卒中などの病気になる原因になります。また生活習慣病だけではなく、肥満の方は体中に余計な脂肪がついているので、睡眠時無呼吸症候群になりやすく命に関わる事もあります。そして体重が骨や関節などに負担をかけてしまい、腰痛などの原因にもなります。肥満が原因で病気になる事があるので、病気にならないためにもダイエットや肥満治療をする事はとても大切です。
肥満治療の方法は一人一人異なるので、肥満度を調べたり、内臓脂肪と皮下脂肪のどちらの方が多いかなどをまず調べます。肥満治療には、食事療法、運動療法、薬物療法、行動療法などがあります。食事療法と運動療法は同時進行していきます。肥満度が極めて高い方は、急に運動を始めてしまうと肺や心臓などに負担がかかったり、膝や関節や骨にも負担がかかり体を壊してしまう可能性があります。そこで、重度の肥満の方は、食事療法のみから始め、一定の体重まで落としてから運動療法を加えていく方法をとります。体重が減る事により、血圧や血中脂質、血糖値など様々な数値が正常値になる事がとても大切です。
最後にダイエット方法についてです。ポイントは、暴飲暴食をせず3食きちんと食べる、間食やアルコールは避ける、食物繊維を多く摂取し総エネルギー量を減らす、タンパク質は適度に摂取する事です。ダイエットだからといって1食減らしたり、タンパク質を全く摂取しないなどは逆効果です。